沈まぬ太陽
2009年 06月 28日
山崎豊子「沈まぬ太陽」全5巻をお風呂でちまちま読んだ。御巣鷹の日航機事故関連で読み始めたのだけど、1.2巻のアフリカ篇と3.4巻の会長室篇にはさまれた、ドキュメンタリータッチの3巻御巣鷹篇は圧巻でもあり、異質でもある。読みたかったのはそこだし、一番描きたかったところはそこなのだと思うのだけど、物語としては浮き立って、番外となっている感もする。
それにしても、主人公恩地元が受ける凄まじいまでの差別人事・・会社の利権を貪る一部の人間たち・・そして政界の黒幕・・最後の最後までちっとも爽快感がない。どんよりどんよりと延々とどんよりした気持ちのまま物語(事実をもとにした)は終わってしまう。
というわけで、ちまちまと少しずつ読んでいる途中で渡辺謙さん主演で映画化が決定したと知り、驚いた。
大丈夫なのか・・・角川はあくまでフィクションです、で通すらしい・・・
それにしても、主人公恩地元が受ける凄まじいまでの差別人事・・会社の利権を貪る一部の人間たち・・そして政界の黒幕・・最後の最後までちっとも爽快感がない。どんよりどんよりと延々とどんよりした気持ちのまま物語(事実をもとにした)は終わってしまう。
というわけで、ちまちまと少しずつ読んでいる途中で渡辺謙さん主演で映画化が決定したと知り、驚いた。
大丈夫なのか・・・角川はあくまでフィクションです、で通すらしい・・・
by jijichan2004
| 2009-06-28 23:59
| 読書