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管理人ぽんすけがボケ防止のために時々更新するかもしれない、趣味の備忘録。ときどき猫が登場します。


by jijichan2004
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サウンド・オブ・ミュージック

2012年1月2日(月)14時開演(大阪四季劇場)

マリア 笠松はる
トラップ大佐 村俊英
修道院長 秋山知子
マックス 勅使瓦武志
(キャスト表を紛失したため、ここまでしか思い出せません・・・)

サウンド・オブ・ミュージック_b0048571_1152996.jpg


実はそんなに期待していませんでした。「サウンド・オブ・ミュージック」という映画自体は大好きで思い入れもあるけど、舞台は東宝が上演権?を持たれてて長きにわたってあの真央様がマリア役を君臨されていたから・・まったく観る気がしなかったし、かといって四季が上演するにあたっても、マリア役を演じる役者さんは・・いい表現ではないけどパッとしないし。当初客演で大佐役に退団された鈴木綜馬さん(私の中ではいまだに芥川さん)、マリアに土居裕子さんがキャスティングされていたので、このキャストなら観たいなと思っていた程度。
要するに観るつもりはほぼなかったのです。
しかしながら、お正月恒例の大阪旅行にかこつけて、観たい落語会が見つからず、それなら四季のサウンド・オブ・ミュージックでも観てみるかというもののついでの観劇だったりしました。

ところがところが、ダメなんですね私。好きなんですこのミュージカル。最初からツボに入ってしまって。ほぼ泣いていました。
冒頭のミサのシーンでもうすでにボロボロ状態。そしてマリアの笠松はるちゃんや子どもたちの美しい歌声、だいたい子どもたちに歌や踊りは私には反則やろ。掛け値なく泣ける・・
村さんの大佐・・申し訳ないけどほんとに申し訳ないけど見栄えが・・もう少し背が高かったらなぁ・・バリトンというよりやや低めの素晴らしい声で聴かせるんだけど。それはもう、うっとりする素晴らしいお声。素晴らしいといえば、修道院長の「すべての山を登れ」でしょう!!これを聴けただけでも行ってよかったてなもんです。

しかしどのあたりがアンドリュー・ロイド=ウェバー版だというのだろう。数年前に地元で拝見したスイセイミュージカル版と比べてそんなに変わらない演出のような・・。そんなに豪華なセットというわけでもなく・・。
私は映画版のように「お気に入り」は雷のシーンで歌って欲しかったけど、もういいや。さすがにもう違和感なくなった。スイセイミュージカルの時はどうだったかな・・

あと、2幕めが駆け足のようでした・・映画だと3時間あるのでコンパクトにまとめなきゃいけないというのはわかるけど・・。修道院へ逃げ込んだトラップ一家・・追ってきたリーズルの恋人ロルフ、対峙するふたり・・心の葛藤・・っていうのがまったく描かれず・・いとも簡単に逃してくれた(ように見えた)感じがしました。

総体的にとてもよかったです。行ってよかった!
by jijichan2004 | 2012-02-12 12:31 | ミュージカル・お芝居